万葉に 咲くは桔梗か 朝顔か

萬葉草花苑に咲くあさかほ(桔梗)
2018年7月撮影

使用カメラ:SONY ILCE-7RM2
使用レンズ:FE 50mm F2.8 Macro
F値:2.8
焦点距離:50.0mm
シャッタースピード:1/1000
ISO:100
現像:Adobe Lightroom CC 

萬葉草花苑に咲く紫色の花。

立札には「あさかほ」の文字、
しかしこれはどう見ても桔梗のような気が、、、

気になって調べてみると、

今我々が朝顔と呼んでいる花は奈良時代末期もしくは平安時代に遣唐使が中国から日本に持ち帰ったとされていて、もし平安時代以降に持ち帰った説をとると、万葉集で詠まれている朝顔は桔梗のことを指すというのが通説なのだそうです。

昔の人が詠んだ日本の景色、我々は文字の中からその景色を想像するしかありませんが、花の名前一つとっても、今とは違う呼ばれ方をしていて、想像力を掻き立てられます。

過去から未来へと視点を向けると、写真や動画で記録された膨大な量の現代の景色を、千年後の人々がどのように発掘し解釈するのか、そんなことも考えるとワクワクしてきますね。

やはりタイムマシンを駆使して冒険を繰り広げるドラえもんの世界観は偉大だなと思ってしまうのでした。

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