そんな名を 聞いて忘れる わけも無し

近所の花壇にバラが咲き始めているのを見て、ふと野津田公園のばら園に行こうと思い立ちました

今年から村野常右衛門生家の隣のエリアへと場所を移転したばら広場(「ばら」はなぜか平仮名)

もちろんバラを撮る気満々で入っていったのですが、最初に目に止まったのは花壇の脇に咲いている小さな青い花

ゴージャスなピンクや黄色のバラの引き立て役であるかのように控えめに花壇を彩る勿忘草(ワスレナグサ)です
※正式には写真の花はノハラムラサキ(ムラサキ科 ワスレナグサ属)ですが、Wikipediaで調べたところ「広義には、ムラサキ科ワスレナグサ属の種の総称。」との記載がありましたので、今回はワスレナグサと呼ばせていただきます。

その名前は色々な歌に登場してくるので聞いたことはありましたが、実際に意識して見たのは初めてで、繊細に重なり合って咲く姿が美しく、バラを撮るよりも先にこちらを撮ってしまいました

それにしても一度耳にしたらずっと心に残る「勿忘草(ワスレナグサ)」という名前

見事なネーミングセンスです

 

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