花菖蒲田ごしに見た水車小屋
2018年6月撮影
|
花菖蒲のために薬師池公園のかなりの面積を割いて用意された水田、花菖蒲田。
今、まさに満開の時を迎えています。
春夏秋冬回り続ける水車小屋も、一年で最も美しい花菖蒲田の風景を楽しんでいることでしょう。
花を楽しめるのはひと月ほどの期間でしょうか、それ以外の11カ月は泥と草の平原がそこには広がります。
しかし泥と草に埋もれた長い期間、公園のスタッフの方々が手入れをしてくださったからこそ、今こうして鮮やかな花々を咲かせ、私たちを楽しませてくれることを忘れてはいけません。
世界は、見えないところでたくさんの方々の力添えがあるからこそ、回り続けることができるのです。
感謝の種は見つけようと思えばどこにでも見つけることができる。
広い世界の、知り合いでもない、ほんの少しの人たちが巻き起こすどうでもいい問題を、必要以上にあおり、世の中は問題だらけだと語りかけてくるマスメディアの情報から少し耳をそらし、目の前に広がる素晴らしい世界、身近な人たちの善意を感じられる薬師池に遊びにきてはいかがでしょうか?