萬葉草花苑に咲くヒオウギ
2018年8月撮影
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この季節、薬師池公園の主役はなんといっても大賀ハスですが、
萬葉草花苑にいけば何かほかの花も咲いているはずと思い足を運ぶと、
オレンジ色の可憐な一輪の花を見つけることができました。
立札には「ぬば玉」というタイトルと短歌が記されています。
「ぬば玉の 間開けつつ 貫ける緒も 縛り寄すれば 後も逢ふものを」
黒玉の間を開けながら抜きとおした緒もそれを丸くくくり寄せる玉と玉は結局は出逢うものなのに。
という訳を読んでも何のことかよくわかりませんが、きっと恋の歌なのでしょう。
古の世界も現代の世界も、歌のテーマには恋が大人気なのですね。
恋は永遠に、、、
ちなみに「ぬば玉」とはヒオウギの黒い種子のことを指すそうで、最初この立札を見たときに、花の名前かと思って一生懸命タイトルの句を考えてしまいました。
途中で気が付いてよかったです、花の名前は「ヒオウギ」なのでした。
撮影ポイント |