落ちてなお 一花咲かす 心意気

地表に落ちても咲き続ける椿
2018年3月撮影

使用カメラ:SONY DSC-RX10M3
F値:4.0
焦点距離:143.2mm
シャッタースピード:1/250
ISO:400
現像:Adobe Lightroom CC

今朝撮ってきた写真です。

桜を見られるのも今週末がラストチャンスかもと思い、今朝、薬師池に行ったわけですが、ハス田をぐるりと回っていくと椿も綺麗に咲いています。
椿は花ごとポトリと落ちるので、武士の間では縁起の悪い花といわれていたんだっけななどと思いつつ、まだほとんど水の張っていない水路に椿の花が落ちている姿を見つけました。
木蓮の花びらの上に落ちた椿の花は、まるで地表に咲いた一輪の花のよう。
落ちてもなお地表を美しく彩ってやろうという心意気は、まさに花の中の花。
椿とは、世界を美しく彩るという使命をもって生まれた花の中でも、とりわけ高い使命感を持って咲き続けているのだなと感激した次第です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です