天の下 天に向かって 花開け

同じ仲間でありながらも、色や形がちがうたくさんの品種を持つ椿。

そんな花の色や形と名札を照らし合わせて、名前の由来をあれこれ想像しながら歩くのも椿園の楽しみの一つです。

椿園を歩いていると、紅白の花びらと黄色いおしべがどれも鮮やかで力強さを感じる花に出会いました。

名札を見ると「天下（あまがさ）」と書いてあります。

「天下」とかいて「あまがさ」とは何ともユニークな読み方ですが、その名に恥じぬ堂々とした風貌で天に向かって咲いていました。