3月の終わりごろから水が入り始めた薬師池公園の花菖蒲田に花が咲き始めました。
一番手を飾るのは黄菖蒲(キショウブ)。
アヤメ科アヤメ属ではありますが、アヤメでもハナショウブでもなく、西アジアやヨーロッパが原産の帰化植物。
ハナショウブには黄色系の花がないため、貴重な存在です。
湖沼や河川などへの拡散が問題となり、環境省は「要注意外来生物」の一種として警戒を呼び掛けているそうですが、薬師池公園内においては植える品種や場所がしっかりと管理されているので、純粋に美しい色と形を楽しむのが良いでしょう。
いよいよ始める花菖蒲田の季節、昨年に引き続き少しでも多く名前を覚えられるよう頑張ってみようと思います。